団地リノベと三日月の夜

昨日はぶらぶらと自転車で南区の物件を見てまわりました。
ある想いを胸に…

高木団地が想像以上に良かった。
プレーンで感じの良いデザイン、ユーザ目線でつくられた丁寧なリノベーション、緑と水辺のロケーションなどに一人ニヤニヤ状態。

1,300万を少し切る、投資としてもアリな価格。
エレベーター無しの4階部分だけど、ローンを早めに終わらせて、階段がキツいお年頃になったら賃貸に出しても良いし、売却しても良い。
カップルや、ミニマルな3人暮らしまでいける間取り。
写真を撮ってきたので、気になる方には個別に物件情報をお送りします。
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*お申し込みが入りました
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今日もいい部屋と出会えて良かったと満足しつつも、気持ちは団地の横をゆったりと流れる那珂川へと…
そこは去年の秋、2日坊主(魚が1匹も釣れない状態)をくらったあの場所だった。
一度だけ、30㎝オーバーのバスがかかったのだけど目の前でバラしてしまった悔しい思い出が胸に蘇る。
3度目の正直ばい…熱い想いを胸に、半ズボンのおじさんは川へと降り立ったのであった。

河畔公園のように整備された夕方間近の河川敷では、老若男女がウォーキングしたり、サッカーしたり、ベンチで何か楽しそうに語り合ったり、思い思いに楽しんでいる。
澄んだ川面にはアメンボが、水中では何かの幼魚の群れが遊ぶように活動している。

なんて平和な景色だろう。
風も気持ちいいねー

こんな時は竿を振っているだけで幸せな気分になる。
たとえ釣れなくても、リールを巻いているだけで楽しいものです。
何も釣れなくても…
結局、「3度目の正直」とはならず、「2度あることは3度ある」の方でした。

夕焼けに染まる水面に向かって、あと1回投げたら終わり、いやもう1回とやっているうちに、気づけばあたりはすっかり夜。
帰り道、オレンジ色の三日月を眺めながら自転車を漕いでいると、とっくに門限が過ぎてしまい(またやっちゃった)と後悔しつつ家路についた子供のころをふと思い出す。諦めきれず、ラスト1回を繰り返してしまうのはあの頃と変わらないみたい。

でも今は、誰にも怒られない。
色々あるけど、やっぱり大人はいいよね、
なんて思った三日月の夜。