初めて見学したときに、見てすぐ「なんかいい!」と思う物件、ありませんか?
理由はよくわからないけど、なんかいい感じ…
セレクトルームに記事を書きながら、何でかなーと自分なりに考えるのですが、思い当たることの一つに「調和している」というのがあります。
風景の中にある建築の姿が素敵っだったり、リノベの新旧のパーツたちが絶妙に馴染んでいたり。溶けこみ具合が良いとか、逆に対比が調和を生んで、えも言われぬ雰囲気を出しているとか。
あと、オーナーの愛情やつくり手の心遣いが伝わってくる物件。
部屋に入るとなんかいい空気感が漂っていて、見るにつれ、大切に使われている既存や丁寧に仕上げられた細部などに気づいていく、みたいな…
今回、セレクトルームにアップした物件はそんなお部屋です。
→ 大橋のアトリエハウス
オーナー(大人の女性)とデザイナー(僕よりちょっと年下のおじさん。以前、弊社で一緒に仕事してた)は、共通の知人を介して出会ったお二人。繋いだ知人の方は、きっと二人に共通するセンスや穏やかな人間性を感じとり紹介したのでしょう。
ヴィンテージ好きなオーナーとヴィンテージ好きのツボをよく理解しているデザイナー。
二人であーでもないこーでもないと話し合いながら、オーナーの希望を一つ一つ丁寧にカタチにしていった様子まで目に浮かぶ…
そのシーンもまた、なんかいい感じ。